命門堂漢方薬局の特徴

「絡病(微小循環)治療」への挑戦

 慢性疾患は清の時代の臨床大家の葉天士は、「久病入絡」「久痛入絡「久病多」を提唱し、慢性疾患の臨床観点を通絡することを視点にして臨床効果を高めた。 これらは、「通ざれば即ち痛む」で究極は微小循環(絡脈)の環境をいかに改善するかである。それらを図式や舌診などを通じて、当薬局での臨床特徴から拾ってみよう。

現代医学の微小循環の認識

細動脉はさらに末梢に進むに連れて枝分かれし、ますます細くなり、ついに管壁には平滑筋も結合組織もなくなって、1層の内皮細胞のみ からなる壁が薄くて口径の小さい血管、毛細血管になる。ここでは血液と血管周辺の組織とが、薄い内皮細胞のみを介して接触することになり、ここで初めて血管内外の物質の交換が起こる。細動脉の末梢から毛細血管に分かれ、再び集まって細静脈の末梢に至るまでの領域の循環を微小循環という。 全身の毛細血管を束ねると直径50センチ近くになるという。よってこの毛細血管の量的通利が細胞組織環境も含めて重要な位置を占める。

気管支喘息(フルタイド常用吸入) 昨年間質性肺炎罹患・易疲労・下肢冷えひきつりがある患者である 舌裏静脈が怒張して繰り返す喘息から、肺の中の肺胞を包む微小循環の末梢抵抗が強くなっていることが、十分の想像できる。当然、これらはフルタイドでは根本治療にはならず、冷たい空気を吸えば、ますます肺の中の絡脈梗塞か喘鳴を生じるだけでなく、二次的にチアノーゼをひき起きたり、慢性化することで、肺の陰分が萎縮する、肺萎病となり、軽い風邪もすぐ重篤な問題へといきやすい。

舌が強度の紫舌で舌先も暗紅で沈降した錆色で絡脈滞が久しく下肢に蜘蛛状血管腫を生じたりして、絡脈通血が渋鈍であり、中風麻木痺れを生じやすい。要注意の患者である。

 
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