M.Nさん/40代女性
結婚自体が遅かったこともあり、不妊治療は、38歳から始めたのですが、仕事が忙しくてクリニックへ通いきれず、また39歳の時には過労で体を壊してしまい、退職して治療を再開できたのは、40歳になってからでした。
治療再開時の血液検査で、甲状腺ホルモンに異常がみつかり、薬を服用しながら、治療を続け、
40歳の時に、初めての人工授精で妊娠したのですが、6週目で胞状奇胎となってしまい、流産・手術をしました。
胞状奇胎になると、半年は不妊治療も休まなければならず、高齢妊娠を望んでいた私には、この半年がとてつもなく長く感じました。
そんな時に、同じく不妊治療をして、無事出産した友人から、まず身体を健康にして、妊娠しやすい身体を作らないとダメだと、前田先生を紹介してもらいました。
舌や脈、おなかの具合をみて、前田先生から色々と指摘を受けたときには、目からうろこ状態でした。
私の内臓は、水温が高く、あぶくが浮かんで濁った水に浮かんだ豆腐と同じ状態だと。
どんなに氷を入れて一時的に冷やしたり、あぶくを掬って綺麗にしても、水がきちんと流れて、適温で綺麗な水を保てなければ、また水は濁って豆腐は腐ってしまう。
この氷を入れたりあぶくを取ることが、西洋医学の薬(鎮痛薬や解熱剤、ステロイド)で、一時的に改善したように見えても、根本治療とはなっていない。
漢方で、水(体液)の流れを整えて、水質を綺麗にして、身体を健康にしましょう、と。
また、食事のアドバイスも頂きました。
なるべくトランス脂肪酸を避けるように意識をし、玄米の和食を心掛けました。
甲状腺ホルモン異常(甲状腺機能亢進症)、子宮軽度異形成、日光過敏症(膠原病の一種)など、軽度の症状がいくつかあったのですが、前田先生の煎じ薬を飲むようになってから、症状が全てよくなり、
甲状腺ホルモンの値も正常となり、子宮軽度異形成も治りました。
私は、着床前診断ができるクリニックで不妊治療をしていたのですが、前田先生の煎じ薬と、子羊袋、あとケイ素が良かったと確信しています。
また、不妊クリニックはすごい混雑で、ゆっくり相談できないのですが、前田先生は毎回、親身になって相談にのってくれることも、とても有難かったです。
高齢妊娠の出産率は、わずか10%です。
流産の原因の多くは、受精卵の染色体異常と言われています。それは、卵子の染色体が加齢によって、劣化した輪ゴムのようにくっついてしまい、受精の際に、うまく分裂できないためと聞きました。
私は、ケイ素によって体液がサラサラになり、この染色体の分離がうまくいったのだと思っています。
採卵は、41歳の時に、2回行いました。
1回目、採卵数7個。着床前診断に出せる胚盤胞まで分裂が進んだのは2個でしたが、2個とも、染色体異常がありました。
2回目、採卵数10個。着床前診断に出せたのは6個ありましたが、正常卵はわずか1つだけ。その1つを2か月後に体外受精し、無事に妊娠・出産することが出来ました。
クリニックで妊娠検査をする前に、前田先生が脈を診て下さって、大丈夫、これは妊娠している脈だ!と言って下さったときの感動は、今でも思い出すと涙が出そうになります。
妊娠中も、つわりでしんどかった時も、前田先生の煎じ薬を飲んでいれば安心でした。
また妊娠・出産後に、日光過敏症もかなり良くなりましたが、これも、前田先生の煎じ薬を飲んでいたからだと思います。
子供と公園に行けるので、とても嬉しく感謝しています。
出産後は忙しくてしばらく漢方をお休みしていたのですが、また身体がしんどくなってきたので、またお世話になろうと思っています。
前田先生との出会いに感謝です。今後ともどうぞよろしくお願いします。