強度の痛みを伴う線維筋痛症の痛みが消失した例

<主訴>
線維筋痛症による強度の痛み
◆関節痛、筋肉痛、関節の中の血管が刺あるものが通っていく痛み
◆足裏の痛みは朝のみ
◆一番痛いのは朝
◆風呂に温めても同じ、水圧で痛みを余計に感じる
◆雨天のときに憎悪。
◆全身、特に背中も痙攣状の強い痛みあり
◆足裏は疼く咽喉部の奥の熱い感じと胸痛で押さえられる痛み。

<経過>
飲食店アルバイトで朝から晩まで2週間働き睡眠不足であった。
腰痛から全身に強い痛みが広がり時には痙攣状で、足が立てない状況になる。
下肢の痺れ、チリチリする、足裏の疼く痛みで地面に足をつけるのも痛い。
2年間7件の病院に行き、血液検査、MRI検査 末梢神経検査を受けるが異常なし。

あらゆる鎮痛剤服用も痛みがとれず、リュウマトレックス服用、ノイロトロピ服用も効果がなく、鬱病と診断され抗鬱剤を服用するがよくならず。

○○赤十字病院で最終的に線維筋痛症ではないかと診断される

<愁訴>
頚部のほてり/四肢倦怠/疲れると手足の腫れ/寒がり/冷房が苦手/鼻炎で年中花粉症、鼻閉を生じる/咽喉が腫れやすい/腹満/便がころころして硬い/パソコンからの眼痛で嘔気を覚えることあり/ 尿は黄色/肩凝り/こむら返り/顔面の吹き出物/朝方の紫斑

<生理環境>
生理痛/生理血塊/下腹部の押さえる痛み/生理前症状は下半身のだるさ、傾睡眠

<腹診>
右脇下抵抗 心下痞 少腹抵抗瘀滞

<舌診>
瘀斑が中等度 舌前乳頭が暗黒 苔膩でやや粘

<脈診>
浮細弦搏

<弁証>
舌瘀斑多数で 苔粘膩苔で 心下が詰まり 痰瘀が経絡阻滞が久しく
脈細弦で拘急で絡脈瘀滞で脈搏動で「通ざれば則ち痛む」で風動急変を生じやすい
舌先瘀点充血多数から雨天の頚部ほてりで湿温由来の痰火が胸部~膜腠に付着して結胸症状に似た症状がある
宣絡止痛 開竅化痰兼化瘀 熄風通絡での対応をする

服用3ヶ月目より生理痛軽減。
生理前は帯状周囲を触れると痛い
皮膚は刺痛。服用半年後あたりで痛みは10から4に減少。

14ヶ月頃より、全身の痛みを自覚しなくなる。身体のしんどさも無くなり患者と喜ぶ。

 

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