2019年2月26日
<総合弁証 >
舌象は紫紅脹舌で中央は顆粒状で舌肉がやや硬く痰滞~気滞~血滞による邪実象も舌前の茸状乳頭退縮傾向で営血虚損へ向かっている。
心下痞硬で正中線状の任脈が臍(神闕)まで硬結して積滞が腎経の咽喉部の甲状腺まで積結を生じた経緯があり。
脈は細弦で陰寒の邪による積聚を提示している。
左関脈が細で肝陰枯で足の太衝穴の圧痛もそのため。
甲状腺低下からの不安気鬱も肝虚によるが弦脈も兼ねているため、絡脉が拘急しやすく、心下から臍まで硬いのもそのためで右脇緊張から肝の疏泄を失い、経脈拘束して気血壅遏するため、情緒緊張や情鬱などいわゆる肝気欝結を生じやすい。
舌裏静脈怒張は、痰?気滞が久しく血分まで影響が出ている状況
<治法 >
疏肝解欝 軟堅散結(化積)