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2019年2月26日
2020年6月25日
婦人科系疾患
38歳女性 仕事は看護師で夜勤や労働過多が多い 肝機能数値が過去、上がりやすい。 <主訴> ◆生理量が元来少なく、基礎体温が低い ◆生理痛はなし <愁訴> 髪が抜けやすい/腰痛/便秘傾向/爪がもろい/口渇あり 仕事は看護婦で夜勤や労働過多で肝機能数値が過去、上がりやすい。 <面> 小柄だが、問診にはてきぱきして早口 仕事柄、漢方的には肝経疏泄太過で勞熱から肝陰消耗して虚熱をもちやすい <舌診> 小さな小裂紋が多数あり 舌体はやや痩せていて陰津消耗あり <脈診> 左右 細略弦やや数で肝腎不足で勞熱による虚火がある状況と推察される <弁証> 体の体液が不足傾向でそのため口渇があり、仕事はハードになると肝陰消耗で睡眠も不足して陰守できないため、肝機能上昇もみられることがあり。 また肝の母である腎陰にも影響が出て、腎の華である、髪も抜けやすくなっている。また腎に府である腰部に労働過多の勞熱から腰痛を生じやすくなっている。 肝の華は爪であり、また女子は先天を肝とすることから、肝血の滋潤を得られないため、爪がもろく、また生理量も少ない状況が続いていると思われる。 以上より 漢方的には滋陰舒肝 清肝滋任(脈)を治方として考える。 患者への注意事項はまず睡眠時間をとにかく増やすことを指導。 水液をよく含んだもの ヤマイモやゆりの根など 根実なもの。葛湯も良し。時間があるときは枸杞子を食材に使うこと。 煮こごりができるものを時々とるように指導する
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