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熊柳

熊柳 (クマヤナギ) クロウメモドキ科 つる性 落葉 低木
  1. 熊柳(クマヤナギ)は、全国の山地に自生し、若葉は山菜に、赤色から黒色に熟した果実は、生食のほか、ジュースや果実酒にできます。薬用にするのは茎と根です。
  2. 熊柳の成分は主に、フラボノイドに属する黄色色素のルチンとエクセチン、植物油のβ-シトステロールなどがあり、抗酸化や血管強化作用・血流改善・脂質異常の改善(浄血)作用があります。
  3. 熊柳と言う生薬は漢方の補気薬で、元気(生命力を旺盛する機能)を補い、胃腸機能を強化します。同じ補気薬の人参と一緒に食べると、相乗効果を得られます。

免疫力を上げてくれるのは、主に熊柳人参です。

  • 免疫力が低下した時は瘀血阻滞を伴う事が多く、化瘀血の生薬(シャチュウ・スイテツ・キュウコウチュウ)を併用します。
  • 水毒(体内の水分代謝障害)の体質に対しては、湿熱を排出する生薬(蚕砂・胡黄連・山梔子)を併用します。※漢方の湿熱とは炎症性滲出や水分代謝異常
  • 体内に冷えがある時、胃腸を中心に温める乾姜・肉桂・仙茅を併用します。