「病ある患者は爪を隠さず」

東洋医学では爪は肝の栄華なり、で肝は血の蔵で、肝が豊かであれば、血は末端の爪まで満ちて爪面は肌色の血色の良い、縦皺横皺もなく、艶の良い爪が健康的であることを表している。

上記の爪は暗色で歪で横皺が段差を作っています。過去に繰り返し炎症を起こして血を傷めてきていることを表しています。第一指関節もバチ指のように変形しています。

肝は筋膜を主るとも言われ、慢性的炎症による筋膜間が乾いてきますと、萎縮して血液リンパの通利を悪くして痛(痺)が生じやすくなります。乾くと萎縮するのが自然の摂理ですので、鎌の刃のような鉤爪も同様です。漢方的には肝風風動(四肢引き攣り、嘔気する眩暈、強い耳鳴、痙攣性頭痛)を生じやすいととらえます。一般病名の脳卒中の中風もこれに類します。

疲れるとあくびがよくでるように、あくびは「欠伸」とかき、伸びを欠き、身が萎縮するゆえ、背伸びしようとして身体は対応します。中風でよく倒れる前に欠伸をよくしていたとか、しゃっくりをよくしていたとかもよく聞きます。しゃっくりも、横隔膜痙攣ですので、筋膜を支配する肝との関係が多いにあります。柿のへたは横隔膜に似てしゃっくりによく用います。

漢方相談されるときは、能があっても、(;一_一) マニキュアで隠さないで爪をみさせてください。

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