五月病について

だるい、やる気が起きない、なんだか憂うつ……。

新入生や新入社員が新しい環境や生活に慣れ始めた5月頃は、

その疲れや緊張感のゆるみ等で、
心身にさまざまな不調を生み出す症状=「五月病」に注意する時期でもあります。

精神的な不安や自律神経の失調は、

漢方でいうところの五臓のなかで「肝」という機能が深く関わっています。

「肝」はストレスを一番に感じるところで、

過度や長期のストレスにより肝の機能が異常になると、

気のめぐりが悪くなってイライラしたり、カッカしたり、神経過敏になったりします。

「肝」の不調は消化機能である「脾」にも悪影響をおよぼし、

胸やけや食欲不振、嘔吐や吐き気などを引き起こしたり、
肝機能の失調により十分な血液が「心」に行き渡らないと不安、焦燥感や不眠などの精神症状を引き起こすことも
あります。

起こる症状は人により様々ですが、以下の項目をチェックしてみて下さい。

□ イライラする
□ ストレスを感じやすい
□ 口が渇き、苦く感じる
□ 考え事が多い
□ 食が細い、食欲がない
□ 熟睡できない(寝つきが悪い、夜間に目が覚めるなど)
□ のどに違和感がある(ゴロゴロする)
□ 不安感がある
□ めまいや吐き気、げっぷが多い

当てはまる症状が1~2個なら特に問題ありませんが、

3つ以上当てはまる場合は注意が必要です。
五月病にならないため、あるいは改善するためには、

ストレスを溜めない、生活リズムを整える、睡眠時間を充分にとる、バランスの良い食事をとる、などを心がけると良いでしょう。

また、半身浴をしたり、適度な運動をして体をリフレッシュすることも大切です。

症状が軽く、一過性のものであれば心配いりませんが、

症状が長引くような場合や気になる場合、

命門堂薬局では体質や体調にあった漢方薬をご提案させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

薬剤師 近藤 尚美

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