冷え性の考え方

<主訴>
レイノー氏症候群
四肢厥冷

<愁訴>
帯下(粘液)が多い/目眩を生じやすい/口の粘り/口渇が強い/腋臭が気になる/汗は上半身にかく/便はコロコロして硬く出にくいことが多い

<腹診>
心下痞硬で板状
腹部太陰脾経絡が突っ張っている
中脘脘塞で水飲あり

<舌診>
舌粘白苔 舌先充血も舌色淡泊

<脈診>
沈滑やや弦でやや数(左右)

<弁証>
帯下が多く白帯で粘稠で腥臭ありから痰湿症で心下が水飲でパンパンに張って折り、水飲による四肢への相火交流不利による四肢厥冷と思われる。
厥陰病の茯苓甘草湯に近いですが口渇目眩があることから、むしろ、「胃反、吐而渇、欲飲水者」の茯苓沢瀉湯で、
さらに「心下堅大如盤、辺如旋盤、水飲所作」で枳実白朮湯の証でもあり、心下の水飲を除けないゆえに、胃陽が四肢に伸び切れず、濁飲が頭部清陽を犯し目眩し、濁飲が下流できず、心下痞によって上半身に汗が多く、陽明太陰昇降不利で腹部脾胃肌肉は緊張し、便が堅くコロコロとなっていると思われます。まず水飲を除くことが先決。
心下の水飲が抜ければ、四肢末端の通陽がしやすくなる。左右脈 双弦は痰飲を表していると思われる。腋臭は腋下は脾の大絡があり、また肝経流注で三焦リンパ還流不利によるものと考える。

関連記事

  1. 変形性頚椎による両手の痺れの考え方

  2. 過換気症状を伴った神経症の考え方 二題目

  3. インスリン療法を回避できた例

  4. 生理量が少ないの考え方

  5. 胸苦しさを伴う高血圧の考え方

  6. 高プラクチン血症による不妊症が3か月で自然妊娠

PAGE TOP