穿山薯蕷(せんざんしょよ)


穿山薯蕷の生薬名は穿山龍、ヤマノイモ科の蔓性多年草、葉の形はうちわ(団扇)に似る、根茎にひげ根(老人のひげに例えて野老)が多く、和名は、ウチワドコロ(団扇野老)。薬用の根茎部分は多肉の円柱形で、正月の飾り に用いて長寿を祝うこともある。


穿山薯
蕷 生薬の中には珍しく、「活血」と 「化痰」の二つの薬効を持つ名薬。漢方医学で痰とは広義の痰、水分代謝が悪く、体内に滞った異常な水分ことを指し、痰湿も言う。水分の代謝障害が続き、また、体に余分な熱がこもると痰熱と言う。体に停滞した水分が様々な病気を引き起こし、東洋漢方では水毒症と言う。

水分の代謝障害による症状
むくみ、水太り、脂肪太り、体が重だるい、不眠、食欲不振、消化不良
、動悸、眩暈、胸苦しい、咳、喀痰など。症状が重くなると、肩こり、五十肩、化膿性関節炎、関節痛、腰痛、リンパ節の腫れ、甲状腺の腫れなどが現れる。

これら問題の解決方法の一つは、「活血(血流改善)・化痰(体内に停滞した水分を取り除く)」である。

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