【創業33年漢方専門薬局】不妊症や様々な病気を東洋医学的観点から根本的解決へと導きます

穿山薯蕷(せんざんしょよ)


穿山薯蕷の生薬名は穿山龍、ヤマノイモ科の蔓性多年草、葉の形はうちわ(団扇)に似る、根茎にひげ根(老人のひげに例えて野老)が多く、和名は、ウチワドコロ(団扇野老)。薬用の根茎部分は多肉の円柱形で、正月の飾り に用いて長寿を祝うこともある。


穿山薯
蕷 生薬の中には珍しく、「活血」と 「化痰」の二つの薬効を持つ名薬。漢方医学で痰とは広義の痰、水分代謝が悪く、体内に滞った異常な水分ことを指し、痰湿も言う。水分の代謝障害が続き、また、体に余分な熱がこもると痰熱と言う。体に停滞した水分が様々な病気を引き起こし、東洋漢方では水毒症と言う。

水分の代謝障害による症状
むくみ、水太り、脂肪太り、体が重だるい、不眠、食欲不振、消化不良
、動悸、眩暈、胸苦しい、咳、喀痰など。症状が重くなると、肩こり、五十肩、化膿性関節炎、関節痛、腰痛、リンパ節の腫れ、甲状腺の腫れなどが現れる。

これら問題の解決方法の一つは、「活血(血流改善)・化痰(体内に停滞した水分を取り除く)」である。