脳梗塞後の頭痛と頚椎ヘルニアの考え方

<主訴>
脳梗塞後の頭痛と頸椎ヘルニア
◆頭痛は天気などに連動して血管痛

<既往歴>
糖尿病

<愁訴>
同じ姿勢を続けていると上肢の重だるく束縛感で腕を取り外したくなる

<腹診>
左胸脇苦満  左胸肋下が腫れている 左右少腹硬満中脘痺塞

<舌診>
暗紅舌膩苔 舌下静脈強度鬱血 暗色血包多数

<脈診>
右弦硬渋長  左弦渋   左右とも寸盛尺虚

<弁証>
寸盛尺虚で上実下虚に弦長(大)で厥陰相火有余 で相火上炎しやすく、渋硬で気滞瘀血強く弦硬大で絡脈拘急を生じやすい
脳充血で渋硬で経脈の柔軟性がなく、相火有余で激情すると再度脳梗塞を起こす状況で、
本人にその旨を話し「心穏やかにすること」をお話ししたところ、過去二回の脳梗塞も激情に触れた後だっただけに納得される。
頸椎ヘルニヤもそれに類するものと思われる。
後頸部が褐色鬱血点が多数あり、厥陰相火有余がここに留滞して脳への昇降を悪くして、また相火有余による軟骨周囲の筋膜緊張から、
形状維持に負荷させている。
まずは絡脈絀急した状況に熄風通絡と養陰通絡を兼ね合わせ、頸部の鬱血を取り、上肢への血流還流を良くするを考える。

 

関連記事

  1. 過換気症状を伴った神経症の考え方 二題目

  2. 糖尿病性腎症の考え方

  3. 腰椎ヘルニアの考え方 一題目

  4. 事故後遺症臨床の考え方

  5. 骨髓異形成症候群の検査数値が改善した例

  6. 口腔乾燥(ドライマウス)の考え方

PAGE TOP