【創業33年漢方専門薬局】不妊症や様々な病気を東洋医学的観点から根本的解決へと導きます

命は台所から

今回はオメガ3 と オメガ6についてお話します。

【オメガ3必須脂肪酸】

亜麻仁油・シソ油・イワシ・サンマ・青魚等に多く含まれています。
中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす良い油とされています。

【オメガ6必須脂肪酸】

リノール酸・紅花油・コーン油・大豆油・ピーナッツ…等に多く含まれています。

この2つの必須脂肪酸は、
体内では作り出せないので食事から摂取するしかありません‼️

特に、オメガ3必須脂肪酸は不安定な脂肪酸とされていて、熱や酸化に弱いので取り扱いに神経を使います。

このオメガ 3必須脂肪酸を多く含まれていると言われている《青魚》を一般の植物性食用油で高温加熱調理をすると、
多量のトランス型脂肪酸とアクリルアミドが生じます。

青魚は、フライにしない方が良いですね(-_-)

これは、植物性食用油そのものが製造過程でトランス脂肪酸化している上に
高温加熱調理される事で過大となるからです。

アジのフライ、アジの南蛮漬けも、ダメなのかというと
そうではありません(^^)

 

一緒に、 抗酸化食品【ビタミンC • E • βカロテンを含む緑黄色野菜 • ベリー • 発酵食品】等を食べて下さい。

良いとされている、米油・菜種油・オリーブ油であっても高温加熱調理は、
不飽和脂肪酸がトランス型不飽和脂肪酸となって、過酸化脂質は細胞内で《活性酸素》を発生させます。

なかでも、最悪玉の 《ヒドロキシラジカル 》はDNA を損傷させ癌やアトピーの原因にもなります。

油は体にとってとても大切な物ですが、
問題は【過酸化脂質】【トランス脂肪酸】【リノール酸】 の過剰摂取です。

オメガ 3とオメガ6の理想摂取比率は( 1:1~1:4 )ですが‥
な、なんと現実は(1:10~1:50)!!!

驚く事にこれが現実です!

オメガ3とオメガ6は体内では作られないので食事から摂取するしかないのですが‥
それにしても オメガ6は摂り過ぎですね‥

人類の食の歴史は、そのほとんどが食べる物がままならない極限時代に確立された食事内容だったと言われています。

しかし、近年飽食の時代‥
【 いつでも、好きな物を好きなだけ食べる 】

この習慣は腸内環境を汚し体内に有害物質を蓄積させ健康を害しているのです。

さぁ‥ この悪しき習慣を断ち切り体内を大掃除( クレンズ )しましょう‼️
生野菜や果物から食べて、アルコールは控え、芯から体を温めて、良い睡眠をとって下さい。
睡眠中は新陳代謝が活発になり、代謝酵素が働き体内酵素を生産する時間なのです。

明日、又元気に過ごせる様にです (*^o^*)
皆様、 どうか今一度生活習慣を見直してみて下さい。