【創業33年漢方専門薬局】不妊症や様々な病気を東洋医学的観点から根本的解決へと導きます

秋は容平肺を使って運動をしよう

秋は手足を動かして運動し、
肺に秋の気配をしっかり入れよう。


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「秋は容平。肺が頑張って収斂して冬の腎に繋ぐ」
秋分の9月23日で昼夜が半分で夜が長くなってきます。
容平とは形を平ずるという意味があります

この時期になると
突発性難聴や突発性浮腫、朝方の鼻粘膜浮腫からの鼻炎、
寝冷えからの四十肩で首が曲がらない、腹痛や下痢など、

ようやく涼しくなったのに、
この秋の変化に適応できず問題を起こす方が増えてきます


秋とは
禾と火とを組み合わせ、
収穫した禾を日光で乾かす意を寓したもの。

秋には作物を刈り取って、
ぐっと束ねてしまいこみ、また刈り入れた作物は乾かして収縮させる。
という意味があります。



夏場に冷たいものを多くとったり、
それによって温かい流れる血が鬱血している人は、
秋になるとこの問題がより大きくクローズアップされます。

寒くなると古傷が痛むとか、血圧があがるとか、ぎっくり腰を起こすとかは、
こういった問題が絡んでいるのです。


元来から脈が弦脈や硬い脈の人は、
この温度変化に、柔軟に対応する遊びが少ないため、
突発的な急迫症状を起こしやすい人で要注意です。

現代人は足を使わない生活が多く
耳はヘッドホン、目はスマホに釘付け



運動して肺を使わない生活は、秋に気が下がらず逆気となり、
上記の血迫充溢した状況を起しやすいのです。


夏の心の液である汗から、
冬の腎に小便へつないでいくために秋はあるのです。


小田和正の冬と夏の間に春を置きました、だから中途半端なのです♪という歌詞は間違っています(-_-;)
春も秋も陰陽の大局の準備期間として重要なのです。