糖尿病性腎症の考え方

<主訴>
糖尿病性腎症
◆尿蛋白(+++)BUN43クレアチニン1.8     赤血球↓ヘモグロビン↓

頻尿(昼夜問わず2時間おき) /手のしびれはあるも軽減してきている/口渇なし/冬は四肢冷えて夏はほてる/階段昇降の下重食欲あり/便は2回/日

<舌診>
腐米造苔で苔裂で苔がやや乾燥深裂で脾陰を傷られ脾気不足で清濁不分離
→(気陰虚に虚熱と穢濁の湿を挟む)

<望診>
萎黄(脾虚)口唇周囲の萎縮皺(脾腎虚)

<腹診>
心下満腹満臍下軟弱

<脈診>
沈伏細短数尺弱

<弁証>
脾気不足で清濁不分離で病は久しいため、陰津不足(裂紋)はあるも、苔米造で濁飲が経絡を阻塞させているため、脈は短数となり、
階段昇降で下肢重で心に負担が強くなっています。
濁飲停留は腹診から心下満?上腹満からやや邪実の性質へ移行しつつあって、滋陰しながら陰を傷めず化湿利水する必要があります。

<治方>
健脾益腎 化湿和中 の漢方薬で対応

黄耆人参を君薬で中心に脾気の気の厚みをつくり、鶏内金サフランで脾絡瘀滞の化食化瘀を助ける。
少量の六味丸で腎の三補三瀉で養陰化湿する。それでも抜けにくい濁飲浮垢は 真水を抜かない程度に猪苓を短気にまたは霊芝を長期に用いる。

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